信玄食品のこだわり
信玄食品は、創業以来50年『煮貝屋』として培ったあわびの旨味とやわらかさを最大限に引き出す『専門知識』と熟練した『加工技術』に加えて、世界中からの『仕入れ力』、徹底した『現産地視察・指導』で、あわびのスペシャリストとして、お客様の様々なニーズにこたえる商品を開発・販売しております。
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仕入
国内だけでなく、世界中からの仕入れを行っております。
各国からの仕入れは、責任ある立場として弊社で直接現地視察・現地指導を必ず行い、品質保持に努めております。
あわびの特性、風味、サイズは産地毎に異なります。
世界から豊富な種類のあわびを取り揃え、お客様のニーズに合わせた商品提供を実現します。 -
加工
現地での一次加工からこだわりがあります。あわびは活きたままボイルし、筋肉を凝縮させない状態で保存します。また、あわびの種類にあわせて蒸し時間を調整し、やわらかさを最大限に引き出します。工場ではデリケートなあわびを傷つけないよう、手作業による殻外し・肝外し・洗いが行われています。また、120℃を超える殺菌温度による加圧加熱釜にてレトルト加工し、保存料や化学薬品を一切使用していません。常温保存が可能です。
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開発
伝統ある煮貝をはじめ、あわびステーキやあわびごはん、おつまみあわびなど、あわびをはじめとした各種貝類のおいしさと栄養を生かした商品を多数開発しております。
業務用途としては、おせち料理のメインパーツとして、また調理向け食材としてなど、お客様の要望を伺いながら、一緒に開発してまいります。
ギフトからご自宅用、業務用まで幅広いラインナップを取り揃えております。 -
販売
個人顧客向け商品と、業務用商品の販売を行っております。
【個人向け商品】
直営店での販売と、弊社オンラインショッピングで販売を行っております。オンラインショッピングはPC・スマートフォンから気軽にお買い物ができます。【業務用商品】
お問い合わせは、弊社営業部まで:TEL 0553-32-3324
煮貝屋として
煮貝を食べること、そして煮貝を贈ることは、数百年のうちに育まれた伝統を味わうことであり、もてなしのこころを尽くすことでもあるのです。
甲州が生んだ伝統食である煮貝は、もてなしのこころとともに、日本全国、そして世界へと受け継がれています。
弊社は、もてなしのこころとともに、煮貝の伝統を後世に残していきたいと考えております。
信玄公の菩提寺である恵林寺、武田家の祈願所であった放光寺、のすぐそばに本社を構えた御縁や、甲州という土地を重んじた信玄公にあやかりたいという思いから、信玄公の名を社名に冠し、日々、煮貝という食文化の普及に取り組んでいます。
煮貝の歴史
時代と場所を超えた「最上級のもてなし」を。
はるか昔、四方を山に囲まれた甲斐の人々は、何とか海の幸にあやかりたいと考えておりました。
山を越えることすら困難な時代、海の幸を味わうことは、甲州人のあこがれでした。
その思いと知恵によって生まれたのが、甲州の伝統食である「あわび煮貝」です。
駿河湾沼津に出た甲州商人は、帰路、陸揚げされたあわびを浜で煮込んで、醤油樽に漬け込みました。
それを馬の背に乗せ、御殿場-須走-籠坂峠を、ゆらりゆらりと超える間に、醤油の塩度が適度になじみ、とても柔らかく熟成された美味しい「あわび煮貝」が出来上がったと言われています。
甲斐の武将、武田信玄公も賞用したと「甲陽軍艦」にも記されています。